薪ストーブライフを楽しんで実践しています

煙突掃除をする

先日の大雨のとき煙突を伝わって雨漏りがあったので早々に原因を突き止めて補修しなきゃいけないなと思っていた。 天気が良くてうるさいじゃまはり坊主が出かけて居なかったので本日決行した。 煙突掃除は室内側からやる方法をとった。 室内煙突をはずして本体の掃除をしていて一つ発見があった。 かれこれ8年使っていて一度も操作したことがなかったレバーで機能しない飾りかなと思っていたのがガチャガチャしていたら動いたのだ。 これは火室から直接煙突にぬける煙道のようだ。 初期設定ではそれがかなりしぼられていて2ミリ程度の隙間があいた状態になっていてそのまま8年間使い続けていた。 たぶんこれを開けると火力が強くなってすぐ薪が燃え尽きてしまうのだろうなと思う。  煙突掃除の次は雨漏り修理。 たぶん水切り金物廻りのシールが切れたのだろうと思っていた。 登ってくまなく見てみると疑わしい所を2箇所発見した。 そこをシールの重ね塗りで対処した。 養生テープを張って、たぶん煙突屋さんはやっていなかったと思われるシール前のプライマー処理もしてシリコンシーリングで仕上た。 ま素人施工にしては上々の出来栄えだと思う。  それから 天窓・・・ 室内側からは去年あたりからわかっていたのだが、蜘蛛の巣かもしれないと暢気に構えていた。 今回屋根に登ってみてまじかで見てみると天窓(嵌め殺し窓)のペアガラスの室内側の網入りガラスにヒビが入っていた。それも2ヶ所。 ワイヤーは錆びていなかったので錆びによる膨張割れではなく、過激な温度変化による鉄とガラスの膨張率の違いによるヒビ割れと推測される。 これがあるから網入りは使いたくないんだよなぁ。 外部側透明ガラスは割れていないのでしばらくは雨漏りの心配はないが、次回交換するときはワイヤレスのペアガラスにしておこう。


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外部から煙突トップをはずして掃除をしました。

くわしくは こちら
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煙突トップの形状。
ガラリ形状は使わず、エキスパンドメタルで防鳥処理をしている。




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頂部の鉄板は4箇所の17mmふくろナットで固定されていた。

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頂部の鉄板とその下にあったグラスウールがはめ込まれた底板鉄板をはずしたところ。 今回はスス受けのゴミ袋を室内に取り付けて、この頂部からブラシを突っ込んでススを落としました。



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上から煙突を覗いた様子。 直管部分はあまりススは付着していません。 室内側にある曲がり部分に、やはりススは集中しておりました。







011007_setuzokubu.jpgjotul peis3 の本体煙突接続部分。
2箇所のつばで煙突を受けているだけ。
そして、固定方法は周囲の隙間を紐のガスケットで覆い、耐火セメントでシールする、というやり方です。
ちょっと頼りないかなぁ。改良の余地あり。






というわけで、1時間たらずで煙突掃除は完了しました。
そのあとは、たっぷりとバーベキュー大会を楽しんだとさ。


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煙突掃除の道具

ブラシと竿(8本)
計¥29,600円(税別)

竿は柔軟性があり、30度くらいの曲がりならば、押せば曲がりながら進んでいくらしいです。

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室内側から掃除する場合。

まず、断熱2重煙突とシングル煙突のジョイント部分の接合バンドをはずします。


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そして、反時計廻りにひねると、はずれます。

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シングル煙突が外れた状態。




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ゴミ袋の底に竿が差し込める程度の孔を開けて、ブラシのついた竿1本目を通します。





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そして、袋の上口部分をジョイント部分にかぶせて、ガムテープで外れないように固定します。



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あとは片手で竿孔からススが飛び出ないように閉めながら、もう一方の片手で上方にピストン運動をしながら竿を繋いで伸ばして行く。
そうすると、ゴミ袋の中にガサゴソとススが落ちてきます。
ちなみに我が家の場合は、7本目でトップに出ました。










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薪ストーブ本体の煙突接続部分
ここには、ススと灰が貯まっていた。




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掃除機で吸い取ります。




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取り外したシングル煙突。
これは外でススを落とします。






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ススを落としたシングル煙突を取り付けて完了

















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外部編

外部遠景

クロストップをはずした状態。
塗装もはがれ、ススも貯まっているようだったので、取り外した。
また、トップ部分に春から秋にかけて鳥が巣を作る場合もあるらしいので、冬の使用前に点検しておきたいものである。


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外部近景





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クロストップをはずして、煙突内部を上から見下ろした状態。
思ったよりも、煙突内部にはススは貯まっていなかった。




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クロストップをはずして、地上まで持ってきた。
やはり凹凸があるぶん、ここにはススがこびりついていた。


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こびりついたススをタワシで落とす。



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トップの接合部分をシリコーンシーリングで点付け。
びっしりシールしてしまうと、次回取り外しの時大変そうなので。気休め程度に。
このへんまでくると熱もかなり下がってくるらしいので、普通のシーリング材(耐熱性じゃない)を使用してもOK?。
あとは、耐熱塗装をほどこし化粧しなおしたクロストップを差し込んで、バンドで止めれば完了。

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修理完了。

ご苦労様でした。


今年こそは、秋頃、煙突掃除(2年分)をする予定です。
当然その模様は、web発信する予定でございます。
というわけで、00/09/22、重い腰を上げてまずは掃除道具を物色しはじめる。
まずは電話で値段を聞いた。
以下は2社の比較を表にしたものである。


  盛岡のストーブ店
岩○暖炉」の場合
盛岡のストーブ店
野○商工」の場合

備考

ブラシ(150φ用)

¥3,000(円/個)

¥5,600(円/個)

 
竿

¥1,500(円/本)
(1mもの1本の値段、これを数本継ぎ足して使う)

¥24,000(円/一式)
(86cm×8本=
6m88cmの値段)

 
煙突掃除を頼んだ場合

¥20,000(円/回)が
1万円値上がりしたらしい。
(04/07/02)

¥20,000(円/回)

両社とも、男手がある場合は「基本的には、ダンナさんの仕事ですから」と丁重に断られるが、老人とか女しか居ない場合とか、危険作業の場合は左記の値段でやってくれるそうだ。

比較をしてみて割高な感じはするが結局、ストーブを納入、煙突施工をした店でもあり、ブラシと竿の納品時に煙突掃除指導をしてくれるというので、「野○商工」さんにお願いすることにした。
でも、次はわかりませんけど。